ラジコングライダーとは
ラジコングライダーは、ラジコン飛行機の一種と言えますがむしろ「操舵できるライトプレーン」と言った方が正確と思えるほどのラジコンです。グライダーの定義である「動力を持たない」という条件を満たし、かつラジコンとして操作するための受信機やサーボを搭載するという、非常に繊細なラジコンと言えます。
ラジコングライダーとラジコン飛行機の関係
ラジコングライダーは、ラジコン飛行機へのアンチテーゼとして発達したという経緯を持っています。ラジコン飛行機の主流であるエンジン式は、パワーと持続力に長けているのですがエンジン音が騒音の元になるという欠点を持っています。
この騒音は人間だけでなく野鳥などの自然動物に影響を及ぼしていると言う報告もあります。ラジコングライダーは、そういった騒音を出さないラジコン飛行機の理想系であるともいえます。
ラジコングライダーの特徴
ラジコングライダーは、ほかのラジコンに比べても遥かに軽量であると言えます。これは、グライダーそのものの特性であるといえます。
自力での離陸を行う必要が無いグライダーは強力な動力を必要としないこと、受信機やサーボなどの重要なパーツの小型化がラジコングライダーの軽量化を支えているのです。
ラジコングライダーの愛好者
ラジコングライダーの愛好者は、手投げ式のグライダーの愛好者を兼ねているケースが多く見られます。ラジコングライダーは市販品でも流通していますが、愛好者の手によるハンドメイド品を量産化したものが多いのです。
もともと、グライダーの愛好者は自分でグライダーを設計して作ることを楽しむ人が多いので、ラジコングライダーはその精神を引き継いでいると言えます。
ラジコングライダーの愛好者
ラジコングライダーの構成は、「ラジコンとしてのパーツ」と「グライダーとしての胴体・翼」が融合したものであると言えます。
胴体・翼
ラジコングライダーの性能を決定する胴体と翼は、軽量な素材が用いられています。一般的にはバルサ材や竹材が使用されますが、最近は強度に定評のあるカーボン素材や、軽量と柔軟性を両立したEPP(発泡ポリプロピレン)やスタイロフォームなどの発泡樹脂素材も盛んに使用されています。ただ、発泡樹脂素材は成型の工程上表面に微細な凹凸が出来てしまうので、「バギング」とよばれる薄いフィルムシートを密着させて空気抵抗を小さくする加工が必要な場合もあります。
パーツ
グライダーにラジコンとしての命を吹き込むパーツは、小型・軽量のものが使われます。ラジコングライダーには基本的には受信機・サーボ・バッテリーの三種類のパーツを組み込みますが、場合によっては推進用のモーターとプロペラを追加します。
ラジコングライダーの楽しみ方
初心者の場合、「一からグライダー本体を作れ」と言われても難しいので市販されているキット品をお勧めします。キット品は様々なコンセプトで設計されていますが、「グライダーの面白さ」を味わうには最適の機種がいくつも揃っています。
飛ばす場所
ラジコングライダーは、ラジコン飛行機よりも狭いスペースで飛ばすことが出来るという、素晴らしい利点を持っています。また、風の影響を受けやすい機種はインドア用として体育館などの限られたスペースで遊ぶことが出来ます。しかし、ラジコングライダーを飛ばす時も、周りの人にぶつからないように注意することには変わりありません。
修理・補強には
いくら軽量なラジコングライダーでも、落としたりぶつけたりしていると壊れてしまいます。そこで用意しておきたいのがグラステープです。グラステープは、ガラス繊維が入っているテープで、ビニールテープのように伸縮せず切れにくいという特性を持っています。ラジコングライダーの修理や補強に最適な素材として、広く使用されています。
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